デートは順調なのに不安になる理由|男性が“本気の女性”を前に揺れる瞬間

📘 第8話|順調な関係ほど怖くなる”—男性が本気のときに見せる静かな揺れ
デートの雰囲気も良かった。LINEもちゃんと続いている。
それでも——どうしてか、男性が急に不安そうになる瞬間があります。
「なんで? うまくいってるのに…」
「本気じゃないのかな…?」
そう感じたことがある女性は、多いはず。
実は、男性が不安になるのは “気持ちが冷めたから” ではありません。
むしろその逆で、
「大事にしたい相手だからこそ怖くなる」
という、とても静かで分かりづらい本音が隠れています。
今回の話では、36歳まで恋愛経験ゼロだった僕が、
“順調なデートのあとに感じた不安” と、
それをプロの担当者に見抜かれた日のことをお話しします。
女性が知っておくと、男性心理が一気にクリアになる回です。
■ デート後の数日、不安だけがじわじわ増えていく
LINEは続いている。返事も優しい。
2回目デートの雰囲気だって悪くなかった。
…それなのに、胸の奥が妙にザワついていた。
(順調なはずなのに…順調“だからこそ”怖いのか?)
嬉しさと不安が細かく混ざった、落ち着かない日が続いた。
■ チャットを書いては消す男、36歳
相談所のチャットを開く。
文章を書く。読む。「いや、弱音すぎる」と消す。
これを3回繰り返して、4回目でようやく送信した。
「少しお話、聞いていただきたいことがあります。」
送った瞬間、心臓が静かに跳ねた。
■ 担当者の返信、異様に速い
数分で通知が来た。
「もちろんです!お電話できますよ ^ ^」
ありがたい。でも…プレッシャーもすごい。
■ 電話開始3秒でバレる
担当者:
「yuukiさん、声が緊張してます(笑)」
隠しきれていない。
僕:「いや…ちょっと相談があって…」
担当者:
「デート順調だと、不安も出てきますからね。」
開始3秒で核心を突くあたり、やっぱりプロだ。
■ 電話は短かった。でも腹に落ちた
僕は正直に言った。
「気になる方がいて、自然でいられる。でも…期待するのが怖いんです。」
担当者はいつもの優しい声で、しかし少しだけ真剣に言った。
「怖くなるのは、大事にしたい気持ちがちゃんとあるからですよ。」
そして、女性の気持ちも代弁するように続けた。
「それにね、慎重なのは悪いことじゃないです。でも…慎重すぎると、相手のほうが不安になることもあります。」
胸の奥がチクリとした。
さらに担当者は、女性側の心理をそっと置くように言った。
「女性って、関係が進んでる時ほど“この先どうなるんだろう?”って考えます。男性より未来を早く想像する人、多いんですよ。」
(あ…もしかして、彼女も同じように不安を感じてるのかもしれない。)
そのタイミングで言われた。
「今のyuukiさん、いいタイミングですよ。」
この“タイミング”という言葉が、妙に胸に残った。
■ そして決定的な提案
担当者は落ち着いた声で言った。
「次のデートで、ほんの少し気持ちを伝えてみませんか?
“好きです”と言わなくてもいいんです。
“一緒にいると落ち着きます” くらいで十分伝わりますよ。」
僕:「早くないですか…?」
担当者は迷いなく答えた。
「早くないです。今の距離なら、むしろ伝えたほうが相手も安心します。」
「女性はね、言葉があると前に進みやすいんですよ。」
それを聞いた瞬間、すとんと腹に落ちた。
(怖いままでも…動かなきゃダメなんだ。)
気付いたら口が動いていた。
「……分かりました。」
担当者はほっとしたように微笑む。
「yuukiさんなら、ちゃんと伝えられますよ。」
その言葉が、不思議と胸に残った。
■ 面談当日。玄関で深呼吸3回
仕事終わりに相談所へ向かう日。
靴を履きながら、鏡に映った自分のネクタイを直す手が微妙に震えていた。
(いや…これ、告白前より緊張してない?)
でも、逃げる気持ちはなかった。
深呼吸を3回して外に出た。
■ 部屋が静かすぎて逆に落ち着かない
柔らかい照明。ほのかに香るアロマ。
担当者が笑顔で迎えてくれる。
「お待ちしてました。今日は、本音で話しましょうね ^ ^」
本音が一番怖い。
■ 3分で状況を当てられる
席についた瞬間、担当者が言った。
「yuukiさん、最近…表情がすごく柔らかいですよ。」
僕:「そ、そうですか…?」
担当者:
「はい(笑)いい方とのデート、良かったんですね。」
もう隠せる気がしない。
■ 本音が少しずつこぼれていく
僕は、胸の奥にあった言葉を少しずつ出した。
「自然でいられるし、落ち着くし…でも、それが逆に怖いんです。」
担当者:
「何が一番怖いですか?」
「期待して…自分だけ浮かれてたら嫌で…そもそも、こんな気持ちになることがあまりなくて…」
口に出した瞬間、胸の重さが少し軽くなった。
■ 帰り道の風が、少しだけ違って感じた
怖さはまだある。不安も普通にある。
でも、その奥に小さな決意が静かに灯っていた。
街灯の光が、いつもより柔らかく見えた。
(次のデートで…ちゃんと向き合う。)
足取りは軽くなかったけれど、後ろ向きでもなかった。
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